最近感じていること
最近、インタビューを快く受けていただけたり、有償依頼として冊子の制作を依頼していただけたりすることが、大変ありがたいことに増えてまいりました。
それはつまりインタビューを受けていただいた方の言葉や依頼主さまの文章に手を付けるということに他なりません。
そういった機会が増えてきたので、安心してインタビューを受けていただき、安心して文章をお渡しいただくためにも、なにをしているのか書きつづります。
どんなことをしているのか
記事を書く・確認する

あまりにも見慣れた画面。何より文字数のカウントができていいなと思っています
最初に使うソフトはWordです。最初の段階では、文章量や構成を客観的に把握できる環境で作業します。
ここでは「どれくらいの情報量になっているか」「読み手の負荷は適切か」について確認しています。頂いた文章についても、Wordにコピペしてそれらを確認しています。
記事を寝かせる
自分で書いた文章も頂いた文章もWordに入れてから基本的には数日寝かせます。音楽もモデリングも動画制作も同じだと思いますが、こうすることでなんだかよくわからないミスを発見できる確率があがります。
これは効率だけを考えると遠回りですが、「人に渡す文章」である以上、省けない工程だと考えています。
校正ソフトに入れる
専門的な第三者チェックを個人で行うことには限界があるため、校正ソフトを導入しました。表記揺れや誤字脱字、用語などのチェックをしてもらいます。ここで、字面のミスを大体直していくような感じです(これまで頑張って勉強してきましたが、校正ソフトの導入により、まだまだ知らない用語や表記のルールがあって勉強になりました。これからも頑張ります)。
印刷して目視で赤ペンを入れる

内容がわからないようにぼかしています。
本職の方からすれば当たり前かもしれませんが、不思議とディスプレイで見る文章と印刷された文章って全然違って見えるんですね。ここで画像のように校正記号を入れつつ、全体の流れ等を直します。
Wordのデータを修正し、InDesignに入れる
前工程で赤字を入れた文章をWordに反映させます。
webに投稿することが前提の文章はここで完成です。
ただInDesignに文章を入れる場合、Webとは異なる前提で最終確認を行います。行送りや改行位置ひとつで、読みやすさや印象等々が変わるためです。
使っている本
自分で文章を書く時にもそうですが、特に渡していただいた文章を校正する時には以下の書籍を参考に作業をしています。
自身の経験は大切ですが、客観的な基準を用いて作業するために使用しています。

永遠写工房は記事を書く際の用字用語の基準を共同通信社さまの用字用語辞典に置いています(時事通信社さまと迷いましたが、校正ソフトも共同通信社さまの基準を用いていたのでこちらに合わせました)。
一般社団法人共同通信社(編著)『記者ハンドブック 第14版/新聞用字用語集』共同通信社,2022年3月.

きちんと調べると、使い方を間違っている言葉が意外とあるので、その時にはかなり力になってくれる辞典です。
山田忠雄ほか(編)『新明解国語辞典 第八版』三省堂,2020年11月.

その単語の次に付ける接続詞に迷った時はこれ一択です。結構助けられたシーンがありましたね。
小内一(編)『てにをは辞典』三省堂,2010年8月.

常用漢字の判別は用字用語辞典でカバーできますが、それ以外の部分で漢字の用い方に迷った時には、これを使うことがあります。
藤堂明保ほか(編)『漢字源[改訂第六版]―学研上級漢和辞典』Gakken,2018年12月.

InDesignで作業する時に便利な一冊です。約物の使い方や組み方など詳しく書いてあります。
日本エディタースクール(編)『標準 編集必携 第2版』日本エディタースクール出版部,2002年8月.

こちらの本で校正記号を勉強しました。校正記号はまだまだ使いこなせていませんが、これからも頑張りたいと思っています。
日本エディタースクール(編)『標準 校正必携 第8版』日本エディタースクール出版部,2011年6月.
このように作業をしています
まだ勉強途中ではありますが、一つひとつの文章に真剣に向き合いながら、作業を続けています。
もし考え方や進め方に共感いただけましたら、お声がけやご相談などいただけたら嬉しいです。
